保護当日~2日目で健康診断へ行くのは早い?
結論
ある程度大きい猫にとっては病院のストレスはMAXなので、健康状態が良いのなら少し慣れてからの方がいいです。
ハッチとミッツは3kgくらいなので、慣れてからの方が良かったです。
次の時は迷わず、すぐに連れて行きましょう。
- 体調が明らかに悪そう。食べない、飲まない、動きが悪い。
- 長時間トイレに行く素振りがない。特にトイレに座るけどシッコが出ない時は注意です。
- ノミ、ダニ、感染症が疑われる状態の時。これは多頭飼いの時は要注意です。
- 離乳してない小さな子猫。迷わず病院へ行き、命を繋ぎましょう。
ストレスに関しては、離乳前の子猫なら場所が変わっても少々は平気な感じです。
多頭飼いで他の猫に感染症などが及ぶ時や、健康状態が悪い時は迷わず連れて行きましょう。
その子の命が第一なので、適正な診察、治療を受けましょう。
大きい猫は、ここが1番大事です。
「しっかりネットに入れて、落ち着かせて診察を受けましょう」
今回、保護翌日に動物病院へ連れて行く根拠
理由は「すごく人に慣れていて元気が良かったから」です。
ハッチとミッツを保護して家の中に入れた後の続きです。
翌日の保護2日目に動物病院へ健康診断に行きました。
「前日の夜に保護したのに、、、まだ家の中にも慣れてないのに早すぎる!」と感じるでしょうが、実はこの2匹、めちゃくちゃ家猫に向いていたんです。
何故かと言うと、、、
保護2日目にして
- 警戒もせず、おもちゃで遊びます。
- ご飯も、目の前で全部食べてくれます。
- 膝の上で耳掃除も嫌がらずにさせてくれました。
- 保護2日目では、まず無理な爪切りもさせてくれました。
2匹とも同じ様な感じで慣れてました。初日の♂ハッチの警戒心が嘘のようです。
♀ミッツの積極性がハッチを安心させたのでしょうか?
2匹同時保護の強みですね。
正直、今までこんな順応力の高い猫は居ませんでした。
まれに見る、飼い易い猫の要素大です。
病院へ行く前に、うちで体重を量りました。
ミッツは3.05kg、ミッツは2.70kgでした。
左がハッチ、右がミッツです。
ほんと、似た兄妹です。
急に落ち着いてきたハッチ、ミッツも冷静に見えます。
警戒心は急に少なくなった様に見えてきます。
いよいよ動物病院へ
満を持して2匹を動物病院へ連れて行きました。
2匹を保護した時に使ったキャリーケースにハッチとミッツを入れて車で移動しました。
まずは、健康診断です。
- 触診、聴診器での診断
- 体温測定
- 検便
次は成長具合と健康状態を考慮して
- ♀ミッツの避妊手術の時期の相談
- ♂ハッチの去勢手術の時期の相談
こんな予定でした。
まずはハッチを診て貰います。
ハッチをキャリーケースから出して、診察台に乗せました。
(諸事情で、当日の画像を残す余裕が無かったので、保護当日の画像です、、、)
猫は思った通りにはいきません
台に乗せたとたん、、、
突然、ハッチが大暴れ!!!
診察台から逃げようと、足を滑らせながら猛ダッシュしました。
私は両手で体を支えていましたが、凄い力で激しく抵抗して診察台から飛び降りました。
逃げようと棚に登り、診察に使う物を次々に落とし、手が付けられません。
完全にテンパってます。
追いかけましたが、、、
捕まえようと体に触ったら思い切り指を噛みつかれ、後ろ足の爪を立てられ引っ掻かれました。
思い切り流血(泣)
人間が止血治療されました。
何とか持ってきたバスタオルで捕まえて、キャリーケースに入れました。
そばのキャリーケースに居たミッツも釣られて唸る始末。
もう、健康診断どころじゃありませんでした。
大失敗な健康診断
凶暴な一面を見せたハッチ
大人しく見えても、まだ野性的なんだね、、、。
先生に「もうちょっと慣れてから連れて来て、、、ね、、、」と言われヘコみました。
確かに仰る通りです。
ご迷惑をお掛け致しました。
噛まれた指より、ホントに心が痛みました。
「何で、ネットに入れてから診察して貰わなかったんだろ?」
「長い間、顔を合わせて信頼関係があったから、2日目でも大丈夫だろうと油断してたのか、、、。」
「ハチミツ兄妹に、余計なストレス掛けてしまった、、、病院がトラウマにならなきゃ良いけど、、、」と猛省した日でした。
大切な事
「保護猫の初診はネットに入れるのが基本です」