外猫だったハチミツ兄妹を保護7日目と8日目に分けて、避妊、去勢手術へと連れて行きました。
前回は♀ミッツさんの避妊手術でした。
今回は♂ハッチさん、保護8日目の去勢手術の記録です。
去勢手術前の準備と心得
- 深夜0:00~ご飯抜き
- 朝から水も抜き
- お昼前に動物病院へ連れて行く
- 午後から去勢手術
- 血液検査
- 検便
- 夕方に状態を聞き、安定していたら当日中に迎えに行く
- 連れて帰ってから、水、ご飯は欲しがればあげて良い
- 様子がおかしかったら病院へ連絡し、相談をして対処する
基本、日帰りの手術になります。
保護8日目、いよいよ去勢手術へ
保護7日目に、妹の♀ミッツが一泊の避妊手術に行き、翌日、無事に終えて帰ってきました。
生まれて初めて離れ離れになって、兄妹の絆を再確認しているのでしょうか。
順調に避妊手術を終えて、今まで通りの落ち着いた様子に戻ったミッツさんでした。
次は♂ハッチさんの去勢手術です。
ハッチさんの手術前体重は3.05kgでした
お昼前に動物病院へ連れて行き、夕方までの短い時間ですが頑張って来ました。
けっこうビビりなので、帰ってきてからも大人しかったです。
兄妹の再会
短い時間でしたが、去勢手術はハッチにとってストレスの塊だったでしょう。
お互いを称え合うように、匂いを嗅いで舐め合っていました。
ハッチさん、ビビりながらも頑張ったね
去勢手術は自体は順調でしたが、一つだけ問題がありました。
手術に併せて実施した検便で「マンソン裂頭条虫」が居ました。
、、、カエルでも食べたのかい、、、ハッチさん(汗)
体調が悪くなったり、弱ったら下痢や嘔吐の症状が出やすいという事でしたが、当時は、いつも元気で見た目に変わりはありませんでした。
注射薬が1番効果的なので、先生に処置をお願いしました。
結果、すぐに効果があり、駆虫出来ました。
ハッチさんも、一部分だけ毛が剃られて違和感があるみたいです。
傷口は縫合をすると、余計に気になるそうなので切開したままになっています。
オス猫の癒合は驚くほど早いので、ハッチには少しの間、我慢してもらいます。
野良猫を保護して、家猫として迎えるには費用が掛かります。
20年間、今まで病院代含め、どれだけ猫費が掛かったか分かりません(苦笑)
個人で多数の保護猫と最期の日まで暮らしていくには限界がありますね。
去勢手術から帰ってきて、落ち着いてきたハッチさん。
この日は、遊びを控えて安静にしていました。
ミッツさんは、前日に開腹手術だったので、しばらくは大人しくしときましょう。
ハチミツ兄妹、2匹揃って去勢、避妊手術を無事にクリアしました。
いよいよ、家猫としてトイレトレーニングや先住猫との顔合わせが始まりますよ。
意外に冷静な(右)♀ミッツさん
結構なビビりだった(左)♂ハッチさん
ゆっくりと慣れて貰えるように、先住猫に配慮して適切に対応しますから安心して下さい。
茶トラのハチミツ兄妹
ハッチとミッツ
「この子たちの猫生は、始まったばかりです。」