茶太郎、保護へ向けて
いよいよ茶太郎を保護する日が来ました。
- 冬から外を彷徨って、行き場の無い茶太郎
- 春になっても、何も変わらない日々
- 首輪を付けても空しく汚れるだけのメッセージ
茶太郎には、ずっと厳しい生活環境が続いていました。
この表情からは、全て伝わらない大変な出来事があったと思います。
もう、これ以上見ていられない気持ちで一杯です。
メッセージを書いた首輪
子猫の時から今まで、餌をやっている人がまだ居るかもしれないという、有り得ない可能性に向けてメッセージを書いた反射テープも千切れてボロボロです。
取り替えても、取り替えても首輪は、ただ汚れるだけで茶太郎の環境は何も変わりませんでした。
茶太郎の置かれている環境
- 茶太郎は毎日毎日、ただ餌を求めて歩き続けていました。
- 車の行き交う、危険しか無い道をいつも歩いていました。
- 餌を貰える所だけが安全な場所だったのかもしれません。
茶太郎に関する迷い猫の情報もずっと無く、届け出もありません。
もう、ここでしか生きる術がない茶太郎は他に行き場が無さそうでした。
「どこかの飼い猫さんですか?」のメッセージを貼った首輪
家には9匹の先住猫
この時、うちには9匹の猫が居ました。
正直、居住スペースも予算も気持ちのゆとりも余裕は一切ありませんでした。
それでも長い期間、危険な道路に囲まれた場所を彷徨う茶トラ猫をとうしても放って置けませんでした。
いよいよ茶太郎を保護
保護した日も、やっぱり茶太郎はお腹を空かせていました。
外での最後のご飯
植木鉢の皿でご飯を食べています。
いつもの様に、あっという間に全部平らげてしまいます。
少し周りを見ながら食べていますが、うちでは警戒心は少なく感じます。
保護実行
そして、そのまま茶太郎を家の中に入れました。
特に暴れることもなくすんなりと部屋へ。
保護までに茶太郎をずっと見ていましたが、改めて見るとやっぱり野良猫です。
毛は固くて汚れているし、足も汚れていました。
右目も涙が出ています。
若くて元気に見えても、野良猫は厳しい環境と戦って疲れ果てている様に見えます。
茶太郎の保護前に準備した事、保護した後の事を次回、お伝えしたいと思います。
続く、、、