土を使わずに、猫草を育てる方法は意外と簡単です。
キッチンファームというプラスチック容器を使って、種を蒔いて水をやるだけです。
注意点
「水のやり方に気を付ける」
この1点だけ
水耕栽培で必要な物
エン麦という種(ペットの草)
キッチンファームというザル付きの容器
猫草の種
エン麦(エンバク)
種子消毒なし
無着色
無農薬
遺伝子組み換え無し
容量1L
4号鉢(直径約12cm)で33回分
(まんべんなく、敷き詰めた場合)
容器
キッチンファーム 250 1.0L グリーン
サイズ250
- サイズ:幅225×高さ77×奥行き125mm
- 色:グリーン
- 容量:1L
- 材質:ポリプロピレン・スチロール
サイズ250
透明の容器にザル状の容器が付いています
キッチンファーム 120 0.45L グリーン
サイズ120
- サイズ:幅125×高さ77×奥行き125mm
- 色:グリーン
- 容量:0.45L
- 材質:ポリプロピレン・スチロール
サイズ120
このタイプにも、ザル状の容器が付いています。
大きさ的に、4号鉢の感覚で使っています。
種まき
エン麦をまく
種を敷き詰めます。
けっこう多目にまいてます。
水に浸す
種まき初日は、種が水に浸かるくらいにします。
芽の出にくい種は、やや浮いてきます。
種まき2日目以降は、種が湿っていればOKです。
やや水を少なくして、芽が出るまで根気よく水替えをします。
気温が高くて、種が腐りそうなら霧吹きで種全体を湿らせるのも良いでしょう。
種まき初日の様子(水は多め)
水の管理
種の腐敗に注意
毎日、水を入れ替えて種が腐らないようにします。
この時、水を入れ過ぎない様に気を付けます。
早ければ3~4日で、これぐらい発芽します。
根っこも2~3cm出ています。
この状態になれば、水の量は根っこに触れる位で大丈夫です。
水を入れすぎて種回りを腐らせないように気を付けます。
水替えをしなかったり、種が浸かるくらい水を入れ過ぎると、すぐにカビが生えるので注意しましょう。
今回の発芽状態は、今ひとつ物足りない感じです。
生育途中で、かなり高温になった日があった影響でしょうか。
種の量の割に、芽吹いた数が少な目ですが、そこそこ育っているので失敗ではありません。
水の量も、少な目にして根っこに触れる程度にしています。
水耕栽培と土耕栽培の差
水耕栽培と土耕栽培の生育状態の違い
(左)種まきから12日目の水耕栽培の様子
まだ、伸びそうな感じですが線が細いです。
(右)種まきから16日目のバーミキュライトを使った土耕栽培の様子
やや、食べ頃を過ぎて開き始めていますが育ちは良い感じです。
同じ量の種を使って、これぐらいの差が出ます。
そうは言っても、お手軽に栽培できる水耕栽培は土が要らないという最大の利点があります。
食べ終わった後の処理も楽です。
食べ残った根っこ部分を株ごと引っこ抜いて、野菜の根を捨てる感覚で生ゴミの処理出来ます。
猫に大人気の猫草
水耕栽培は水の管理に気を付ければ、誰でも育てられます。
うちの猫たちは、猫草を見せると大盛り上がりでサラダ祭りになります。
まとめ
水耕栽培は水の管理が全てです。
水切れで乾燥させない様に、水を多く入れ過ぎて腐らせない様にする事が重要です。
特に、夏場は種が傷みやすいので、適量の水替えで対応しましょう。
夏場は、芽が出るのが早いので、失敗しても何度でもチャレンジすれば育てるコツが掴めてきます。
私も最初は水のやり過ぎと、放置し過ぎで種を発芽前に腐らせていましたが、今は殆ど上手くいっています。
購入する猫草との違い
この種子を使用する
- 種子消毒なし
- 無着色
- 無農薬
- 遺伝子組み換え無し
最初に挙げた、この条件の種を使って自分で育てれば、間違いなく猫にとって有害な物を食べさせる事にはなりません。
そして。雨水などを使わずに水道水を使用する。
猫の為にも、自分で育てた安全な猫草を計画的に提供出来ると、お世話している人の安心感も満足感も上がってくるので、まずは挑戦してみましょう。
最初から自分で育てた猫草を美味しそうに食べる猫を見ると、何だか本当に嬉しくなりますね。
バーミキュライトを使った土耕栽培
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