上段のスノコ状のトレーに猫砂、下段にペットシートを敷いているシステムトイレをランニングコストを抑えて使用する方法の紹介です。
システムトイレは掃除もしやすくて猫砂が散らかりにくく、猫砂の消費も抑えられて経済的です。
現在、うちでは全てがシステムトイレになっています。
主力は次の2種類
花王
➀ニャンとも清潔トイレ
システムトイレ
オープンタイプ
花王
②ニャンとも清潔トイレ
システムトイレ
ドームタイプ
システムトイレの詳細
この花王のシステムトイレは、下段にペットシートを敷く引き出しトレーがあります。
この引き出しトレーは、前後に入れ替えが効くタイプです。
フレームの上に、猫砂を入れるスノコ状のトレーが乗ります。
スノコは割と広範囲に作られていて、まんべんなくシッコを下のシートに落とせます。
結構、細めのスノコです。
多少、詰った物が見えますが、通常使用には差し支えありません。
オープンタイプは入り口のステップが広めで、出入りしやすくなっています。
三方を囲まれていて、多少、猫砂をかいても出にくくなっています。
引き出しトレーに敷くシート
シッコが落ちる引き出しトレーですが、専用のシートを使うと1匹飼いの場合、1週間取り替え無しでも匂わないそうです。(専用の脱臭・抗菌の撥水チップを使った場合)
付属の物を使いましたが、専用シートは厚めでしっかりしていて、確かに臭いにくくなっています。
うちは、保護猫含め10匹の多頭飼いなので、とにかくランニングコストを抑える為に安価なペットシートを使っています。(300枚で1800円程度の物を使用中)
通常は、安価なペットシートを2枚重ねて、1箇所に複数の猫がシッコをしても大丈夫な様にしています。
2枚重ねのシートが汚れたら、上の1枚だけ交換します。
今のところ11個のトイレで、その方法を実施して10匹のシッコに対応しています。
使用している猫砂
猫砂も専用の脱臭・抗菌の撥水チップを使わず、ランニングコストを抑える為に木製ペレットを使用しています。
20kg入りで1700円程。
3カ月くらいは持ちます。
木製ペレットは目の大きい物を使用しています。(33L、20kg)
撥水加工されてなくてシッコが掛かったら砕ける低価格なペレットです。
通常、約1.8kg入れます。
その後は、使用状況に合わせて補充していきます。
臭いがする様になったり、ウンチ汚れが多く付いた時は全部交換します。
実際の使用例 2匹で1日分の使用状況
2匹分の、丸1日でこれくらいの汚れになります。
(シッコが多めで、回数の多い猫の場合)
シッコで砕けたペレットが、かなり下に落ちています。
2週間使って、上のスノコ状トレーに残ったペレットは木の香りがして臭くありませんでした。
専用の脱臭・抗菌の撥水チップを使用したら
1匹飼いの場合、下の一袋2.5Lは1.5カ月で取り替えになります
付属の物を使ってみましたが、1.5カ月経ってもシッコの臭いはキツくありませんでした。
チップの形も崩れていなくて、綺麗な状態でした。
専用チップを使うと、引き出しトレーにはシッコだけしか落ちません。
これは、7歳になるオス猫1匹の1回分のシッコです。
こちらに、お尻を向けて手前にシッコをしています。
ドームタイプのシステムトイレ
オープンタイプとは、上の部分が違うだけです
オープンタイプと同じ様に、スノコ状のトレーと引き出しトレーがあります。
出入り口は、砂が出にくい様に仕切りがあります。
ドームタイプ 実際に入ったところ
モデルは♂アズキさん
2歳で体重は6kg近い大きい猫です。
結構、スペース的に余裕があります。
この子より大きい、7kg近いオス猫が入っても普通に使えています。
手足の長い身長のある、この子でも出る時、差し障りは無いようです。
実際の使用例、奥にシッコ
奥に、1回分のシッコをしているケースです。
安価なペットシートでも、見た感じ5~6回分のシッコは吸えそうです。
実際の使用例 4匹で1日分の使用状況
これは現在、うちで使用中のシステムトイレ3種類です。
すべて花王のシステムトイレです。
左から、オープンタイプ旧型、ドームタイプ新型、オープンタイプ新型です。
4匹の猫で、丸1日分のシッコがこれくらいになります。
(1歳2匹、オスとメス。2歳2匹、オスとメス)
ウンチもして猫砂を掛けるので、ペレットが多めに砕けています。
それでも、ペットシートにシッコがしっかりと染み込んでいて、ペレットの木の香りで部屋の中が臭う事はありません。
システムトイレまとめ
歴代のトイレはシステムトイレが出る前、正直、なかなか固定出来ず、試行錯誤で色んな物を使っていました。
大きさも色々試して、その都度買い換える事になっていました。
本格的にシステムトイレに変えたのが2013年頃です。
すぐに、猫たちにも受け入れられて定番のトイレとなりました。
その頃から、急に猫の膀胱炎が減少傾向へ向かいました。
手入れもしやすくて、猫砂の消費も大幅に少なく家系的には大助かりです。
今年保護に至った、この1歳の茶太郎にも、すんなりと受け入れてもらいました。
これからも、猫のストレス軽減と健康維持、低ランニングコストの為に使い続けようと思っています。