一時保護した溺れた場所から、翌朝、自宅へ連れて帰りました。
保護2日目の流れ
- 保護した場所から車でうちに連れて帰る(バスタオルでキャリーケースを包んで暗くしたまま移動)
- 寝床と子猫スペースを確保(寝床は保温する)
- 子猫トイレ設置(自分からしない時は刺激してシッコさせる)
- 水分補給の子猫ミルクを用意(ほ乳瓶とシリンジ、皿で試す)
- 体重測定(ペットシーツを敷いて、他の猫の匂いを感じさせない様に)
- 体をタオルで軽く拭く(池の汚れが付着していてもシャンプーは慣れるまでしない)
自宅へ連れて帰る
体も乾き、落ち着いて水分も摂れたところで、うちに連れて帰りました。
保護した場所から自宅まで車で移動
後部座席に目隠しをしたキャリーケースのまま乗せた

寝床と子猫スペース確保
いきなり、色々やるとびっくりするので保護したときに入れていたキャリーケースをそのまま猫ハウス代わりにして子猫スペースを確保しました。
キャリーケースには保温シートを巻き、バスタオルを掛けて暗くしました。
中にはお湯が入ったペットボトルを入れて暖め続けました。(お湯の交換頻度が高く、けっこう手間が掛かって大変でした)
床にも保温シートを敷きました。子猫スペースの周りは、段ボールと厚めの断熱材、浴槽の樹脂蓋を立てて囲い、周りが見えない様にして落ち着かせました。広さは80㎝X80㎝くらいでした。

基本、先住猫の目の届かない洗面所を個室として使いました。後々考えると、この場所が家の中に慣れるのに最適だったと思っています。
(翌日の保護3日目の様子ですが、こんな感じの子猫スペースです。自分から猫ミルクを飲むようになってます。)
子猫トイレを設置
トイレも近くに置き、猫ミルクと水も目の前に置いてすぐに飲める様にしました。

使用した子猫ミルク
お湯で溶かす粉末の子猫用ミルク
1日5~6回
1回分は6~8グラム

子猫の体重測定
水分補給も終わり、落ち着いたところで体重を量ると380gでした。
やっぱり見た目より軽かったです。
池に落ちて毛もゴワゴワになり、やや大きく見えましたが持ち上げるとやっぱり軽すぎる印象です。

子猫の体をタオルで拭く
お湯で湿らせたタオルで軽く体を拭きました。
子猫は、身体の線も細くて結構な弱々しさでした。
正直この先、大丈夫なのかな?と思いました。
今まで、これくらいの大きさで親猫に母乳を貰っていても、急に亡くなった子猫を何匹も見ていたので不安はありました。この子まで、同じ様な運命を辿ったらどうしようか、、、と余計な事まで考えてしまいました。
保護して1度もシッコをしない
猫ハウスの横に子猫専用のトイレを用意していましたが、なかなかシッコもウンチもしないので心配でした。
「汚い池に落ちたからかな。変な水を飲んだのかも。膀胱炎とかになってないのかな??」
と、色々心配しました。
このまま、シッコしなかったらすぐに動物病院行きです。
出来れば、これ以上ストレスを掛けたくなかったので慣れてから病院へ行くつもりでしたが、、、。
初めてシッコをしたのは、保護して18時間後
いつまで待っても、トイレに行くそぶりを見せないので、湿らせたカット綿を股間にポンポンポンとあてて刺激をしたら大量シッコをしてくれました。
なんと、前日に保護して18時間後の事でした。
ずっと我慢してたのかな?気が回らなくてゴメン。
「結果、自然にするのを待っててもダメでした。」
母猫の様に、そこそこ強めの刺激じゃ無いと効果がありませんでした。

しばらくは、こうして母猫代わりに刺激をしてからトイレに座らせてシッコをさせました。これがトイレトレーニングの始まりでもありました。
意外に人を怖がらない子猫
子猫を持ったところ、手が温かくて気持ちがいいのか、すごく大人しくしていました。恐怖で動かないと言うより、思ったよりリラックスしていた感じです。
こんな片手に乗りそうな子猫が、助かって良かったと思った瞬間でした。

新たな問題 ミルクは飲むがウンチが出ない
段々と、子猫ミルクも飲むようになり、シッコも介助しながらする様になりましたが、保護2日目でもウンチは出ません。

シッコと同じ様に刺激しても、ウンチをする様子はありませんでした。
そんなに食べてないからでしょうが、、、
心配なまま、保護2日目が終わりました。
続く、、、