モナアズ兄妹を保護して5日目以降
よく食べて元気に遊ぶ2匹です。
ご飯は基本、子猫用の離乳食とパウチです。
同じ量を一緒に食べます。
食べるのは♂アズキの方が早いです。
よくありがちな、自分のが無くなったら他の猫の分を横取りする事は、この2匹に関してはありません。
アズキが♀モナカの食べ残しを食べる事はありますが、食べ物の事で揉めることはありませんでした。
仮設ハウスの中で毎回、綺麗に食べきるモナアズ兄妹です。

保護8日目までは順調
- 先日の保護4日目での健康診断は、2匹共に良好。検便も異常は見られない。
- ご飯もよく食べる。子猫ミルクや、離乳食、子猫用パウチを混ぜた物をよく食べている。
- よく遊ぶ様になったので、中二階の代わりに穴あきボックスを設置した。(百均のペーパーボックス)
ボックスの上に乗ったり、中に入ったりして遊んでいます。
ジャンプするとストレス解消になると聞いた事があるので効果的と思います。

おもちゃでも2匹は一緒に遊ぶし、運動量はけっこうありました。
子猫によくある取っ組み合いのケンカ遊びはあまりせずに、ジャンプして飛び降りて、追いかけて追われて、おもちゃで遊ぶ感じです。
狭いけど遊ぶ時間も長くて、いつも遊び疲れて寝る事を繰り返していたので仮設スペースでもいい感じに機能していると思います。

行動力も爆上がりの2匹です。
たまに、こうやって仮設ハウスの外に出してご飯をあげ始めました。
変化を嫌う猫にも、これくらいの気分転換が必要かなと思いました。
ほんと、仲良く食べています。
この時は、気になる存在の先住猫には遠慮して頂いて、部屋の中はモナアズ兄妹だけにしています。
その内、仮設ハウスに満足出来ない大きさになったら、この部屋の中で遊ぶ事になります。

里親募集に早速動き始めた。
保護して5日目に、里親募集に繋がる様に猫好きの人が居るところへ2匹を見せに行ったりしました。
この時、うちには18歳のグビチュさんを筆頭に先住猫が7匹居たので、この2匹まで育てられないと思っていました。
それでなくても、色々と、かなり厳しかったです、、、。
個人で保護した結果、いわゆる多頭飼いの限界です。

命は救えたが継続は困難
残暑厳しい炎天下の中で捨てられ、鳴き声すら出ないフラフラの2匹を保護して命を繋げる事が出来た事は良かったと思っています。
現実問題、猫を最期の時までお世話して、猫と生涯を共にするには経済的にも住居的にもかなりの負担になります。
健康的に過ごせる条件
- 年齢に適したバランスのいい食事
- 尿路に悪影響の無い水
- 快適なトイレ
- 安眠出来るベッド
- 適度な行動範囲の確保
- 毎年の予防接種
- 病気時の通院治療
- ストレス軽減グッズ
- 多頭飼いの棲み分け等々
これらを継続的にやっていくのは本当に大変です。

先住猫に教えられた大切な事
グビチュさんと20年間一緒に居て、色んな事を学びました。
猫が年齢を重ねていけば、結果的に次の事が最期の日まで付いてきます
- 継続的にお金が掛かる
- ほぼ全ての猫が病気をする
- 飼い主の精神的負担が大きくなる
現実的にお金が掛かります。
ご飯さえあげとけば育つものでもありません。
当然、年齢を重ねる程、病気も増えます。
体の弱い子は、若くても病気に掛かります。
病院代も高額になってきます。
どんなにキツくても自己主張せず、痛みや苦しみが通り過ぎるのを待ってじっと我慢する猫の事を思うと、自分が病気になった方が楽なくらいです。
猫が病気になる度に、飼い主の気持ちにかなりのダメージが来ます。

可愛いけど簡単じゃ無い猫のお世話。
ずっと継続するのは、ある程度の覚悟が必要ですね。
モナアズの体調不良発覚
こんな、小さくて可愛い2匹も体調を崩す時がありました。
それは保護から9日目の事でした。

続く、、、