猫 尿検査 PR

分析器を使った猫の尿検査

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尿検査紙の色見本による目視確認ではなくて、分析器を使った尿検査をしてみました。

尿検査紙は10項目用を使用

10項目が調べられる尿検査紙を使います。
(ヤフオクで入手)
①白血球②亜硝酸塩③ウロビリノーゲン④タンパク質⑤pH⑥潜血⑦比重⑧ケトン⑨ビリルビン⑩グルコース

尿分析器

クリニテック 50

卓上型尿分析器

尿を採取

シッコをしたら、出来るだけ早くサンプリングを実施します。

うちでは、主にシッコが掛かると砕けるチップを使用してます。

猫が埋める仕草で、チップがトレーに落ちます。

ペットシートの上層の一枚をめくって、シッコの面を出します。

尿試験紙をシートに付けて、10秒ほど押しつけて染み込ませます。

早くも、色が変わってきた所があります。

全体にシッコが付いて、色が変わった所が確認出来ます。
右が付ける前
左が付けた後

尿採取しやすい猫砂

システムトイレ対応の猫砂

撥水加工チップを使うと、ペットシーツに尿だけしか落ちません。

撥水加工チップを使った例です。

綺麗に尿だけが落ちています。

ペットシーツを敷いたらこんな感じです。

尿以外は吸っていません。

実際のトイレ使用例

うちで実際に使用している所

この場所には、システムトイレが4台並んでいます。

分析器による判別

先ほど、採取した尿検査紙を分析器のテーブル上に乗せます。

緑色のボタンを押せば、分析開始です。

分析終了後、感熱紙に各項目が印字されて出てきます。

実際の分析結果

下から
①白血球②亜硝酸塩③ウロビリノーゲン④タンパク質⑤pH⑥潜血⑦比重⑧ケトン⑨ビリルビン⑩グルコース

*印の項目

白血球3+
亜硝酸塩+
タンパク質300mg/dL
ケトン±
ビリルビン1+
グルコース0.1g/dL

実際に猫から採取した尿による検査結果です。

目視で色見本による判定。

検査紙を色見本に並べて判別します。

分析器は色見本との比較時に判別しにくくて、どちらに当てはまるか不安な時は便利です。

しかし、各項目はほぼ、目視チェックで判別出来ます

こんな感じで、うちでは簡易の尿検査を定期的に、猫の様子がおかしい時などに実施しています。
早期発見で、色んな対応が出来て選択肢が広がるのは確実です

  • 何か様子がおかしかった。
  • そう言えば元気がなかった。
  • あの時にもう悪くなっていたのだろうか。

という後悔が少なくなる可能性があります。

じっと我慢し、重症化してから初めて症状を見せる猫の為にも、簡易の尿検査を取り入れてみると良いかと思います。

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